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【産地レポート】わかめ収穫から塩蔵まで

2019年3月22日 大連地区のわかめ収穫から塩蔵までを視察してきました。

旅順区わかめは、海水温度上昇の影響により、腐食が発生。
その影響で大部分の生育が短くなり約50%減産となりました。

金石灘区わかめは、2018年度の原料取引が鈍かったことで養殖数20-25%減少しました。
生育はこれまで順調で、全体的に肉厚わかめで良好です。

養殖数減少のため、例年では5月上旬まで水揚げが行われていましたが、今年は4月内で終了する見込みです。
早いところでは3月20日で水揚げ終了した養殖場もあります。

水揚げしたわかめです。

肉厚わかめで、品質は良好!

水揚げしたわかめは、すぐにボイル処理します。
鮮度を保つ秘訣です。

ボイルしたわかめに塩を投入し、約2日間くらい塩漬けして寝かせます。

葉と茎を手作業で分けています。この作業は大変そうでした。

重石で1晩圧搾します。

目視で選別して箱詰めし、工場へ出荷します。

大連産わかめは当然おいしい食材ですが、金石灘付近で収穫される海草の「龙须菜」を使った料理がコリコリとした食感で非常においしかったです。

(報告:岡本大和)

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