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【産地レポート】わかめ収穫から塩蔵まで
2019.03.25
2019年3月22日 大連地区のわかめ収穫から塩蔵までを視察してきました。
旅順区わかめは、海水温度上昇の影響により、腐食が発生。
その影響で大部分の生育が短くなり約50%減産となりました。
金石灘区わかめは、2018年度の原料取引が鈍かったことで養殖数20-25%減少しました。
生育はこれまで順調で、全体的に肉厚わかめで良好です。
養殖数減少のため、例年では5月上旬まで水揚げが行われていましたが、今年は4月内で終了する見込みです。
早いところでは3月20日で水揚げ終了した養殖場もあります。
水揚げしたわかめです。
肉厚わかめで、品質は良好!
水揚げしたわかめは、すぐにボイル処理します。
鮮度を保つ秘訣です。
ボイルしたわかめに塩を投入し、約2日間くらい塩漬けして寝かせます。
葉と茎を手作業で分けています。この作業は大変そうでした。
重石で1晩圧搾します。
目視で選別して箱詰めし、工場へ出荷します。
大連産わかめは当然おいしい食材ですが、金石灘付近で収穫される海草の「龙须菜」を使った料理がコリコリとした食感で非常においしかったです。
(報告:岡本大和)